リスクについて

ご投資いただく債券(金融商品)の持つ様々な特徴やリスクにつきまして、投資家の皆様にご理解いただけるよう、金融商品取引業者(証券会社や銀行など)は様々な観点から商品や投資に関するご説明をするよう義務付けられています。

始めに、外国債券投資の際にご理解いただかなければならないリスク部分に就きまして、大きく分けて5つのリスクをご説明いたします。

1.カントリーリスク

通貨発行国の国情の変化により為替や債券単価が変動し、結果として投資元本を毀損したり途中売却が出来なくなったりする危険性のことです。

2.信用リスク(発行体リスク)

対象となる債券を発行する国家や会社の返済能力(利払い能力や満期時における償還の確実性など)のことですが、例えば同じ「国債」との名前が付いていても国によって状況は様々です。

ブラジル国債の場合にはブラジル政府(ブラジル連邦共和国)の財政や経済状態、政治状況によっても、また海外投資家からの評価が変化するなどでも、様々な要因や評価によって債券の価格や為替は変動します。これはどこの国の債券であっても同様とお考えください。

特に新興国においては政治の状況や経済状況などが不安定であることが多く、それらの影響を受けて投資対象とする有価証券の価格変動も大きくなり易いとお考えください。つまり、高いリスクを受け入れる見返りとして高い利回りを得ようとする取引と言い替えられます。

検討すべき事柄は、例えば、
1)将来も発展し続けるのか?
2)政治や行政は安定し続けるのか?
3)インフレの懸念などは無いのか?・・・などです。
つまり当該国が将来においても安定し、そして順調に成長しているなら利払いや償還についての心配は無く、経済の安定による金利低下や通貨の上昇にも期待できることになります。

3.為替変動リスク

海外資産(海外通貨建て)への投資に於いては為替による影響が最も大きいことに注意が必要です。
ブラジル国債であれば通貨レアルと日本円との関係により、メキシコ国債であれば通貨ペソと日本円との関係により、その変動によって円で受け取る際には元本も利子収入なども変化しますし、償還時にも影響を受けます。特に新興国や発展途上にある国々の通貨はその国の安定度合いや経済状況によって大きく変動することに注意が必要です。

※変動が大きいとは言え当該国の内政や経済自体に問題が無ければ、利子が高めの債券ですからその恩恵を受けるべく、多少の為替変動などは気にせず長く保有いただくことをお勧めしています。

4.価格変動リスク

市場で日々取引されている債券の単価は当該国市場の金利状況や需給などに影響されますが、これを価格変動リスクと言います。仮に市場金利が上がれば債券単価は下がり易くなり、金利が下がればその逆となります。弊社がお勧めしている外国債券の特徴としましては、償還までの期間が長く、且つ市場の金利変動が大きめであることから、債券単価が大きく変動し易いことに注意が必要です。

5.流動性リスク

売買の際に手間無く、且つ市場状況に連動した価格でスムーズに売買(換金)できるか否かと言うことを意味します。発行体の信用度合いだけではなく、市場環境によっても債券単価は動きます。その債券の発行国が順調に成長し金融市場が安定していれば債券取引量も増え何時でも売買することが可能ですが、何か大きな問題が発生した際には、危険を感じた投資家が一斉に債券を売る方向に動くなどで思うように売れなくなる事態も起こります。流動性リスク(売買の安定性)は信用リスクとも関係しています。

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