ブラジル・レアル建て債券

ブラジル・レアル建て組成債券の概要 

沢山の証券会社が取り扱っていて、俗に仕組債と言われるカテゴリーに属する債券です。発行のタイミングを見計らい、償還までの期限や金利(利息)などの条件を決めて組成される金融商品です。
ブラジル政府やブラジル企業が発行している債券では無く、特定の大手金融会社(主に大手証券会社=アレンジャー)が販売会社(国内の証券会社等)からのリクエストに応じてその都度組成し、それを販売会社に卸して(国内の証券会社が引き受けた上で)一般投資家向けに販売している債券です。
※証券会社による債券の引受業務等については別途お調べください。

組成債券(主に外貨建て)の特徴

一例として、世界銀行や欧州開発銀行などの有名な発行体(発行会社)に依頼して、3年満期、5年満期など一定条件の債券を発行してもらい、そこにブラジル・レアルの通貨の動きやブラジル市場金利に連動する仕組みを取り入れて(アレンジして)組成されます。ブラジルで発行される現地通貨建て債券を保有するのと近しい効果を狙って作られます。発行体に支払う手数料やアレンジメントのコストが投資家負担となりますが、その見返りとして信用力の高い発行体の債券を利用できるのが特徴です。

組成債券(主に外貨建て)の注意点(その1) 

但し、幾ら発行体の信用度(その債券自体の信用度)が高くても通貨レアル/日本円の変動やブラジル市場金利からの影響に差はありませんので、仮にブラジル連邦共和国に不測の事態が発生したり市場環境に変化があれば一般の債券同様、債券単価や為替が動くことにより売却時や償還時、利払い時における手取り額に影響します。
注意点としては、例えば3年や5年と言うように特定の条件を設定して発行してもらい、新規発行債券としてその都度数億円~数十億円単位で組成される債券ですから組成コストを投資家がその都度負っていることや、前述の通り、発行体の信用力に関係無く市場動向によって債券価格や為替の影響を受けることです。同時に、発行体への手数料(信用力の見返り)とともに販売会社や介在するアレンジャー、専門家等にかかる費用も全て発行価格に含まれますから、市場実勢に比べて利回りが幾分低く感じられるケースがあります。

ブラジル・レアル建て債券の注意点(その2)

もう一点は、毎日の値付けは当該債券を組成したアレンジャーが行いますから、債券単価の推移が市場金利などの動向だけではなく、その債券の需給状況にも若干の影響を受けることです。
また、ブラジル国債投資の大きなメリットとなっている「みなし外国税額控除」の対象にならないことです。

メリットとしては国内用商品として組成されていますので、海外の休日(銀行休業日)などに余り影響されず売却が可能であることと、多数の商品が売り出されていますので自分のニーズに合った商品が出るのを待てることです。また、3~5年債程度であれば満期までの期間が余り長くない為、市場金利の変動による影響を受けにくいことです。

似たような名前の債券でも債券毎に単価や金利の条件が違うことを十分に認識し、期間や利回り(最終利回り)などを含めて、ご自身の投資方針に合致するか否かを検討する必要があります。

※みなし外国税額控除は適用されません。
※「みなし外国税額控除」につきましてはこちらをご覧ください。

ブラジル・レアル債券への投資国内で販売されている4商品

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